唇・口の周りの色素沈着の原因と対策

口元は他人からの注目を集めやすいパーツです。唇や口周りの印象は、顔全体の印象にも大きな影響を与えます。女性としてぜひ避けたいのが、この部位の色素沈着です。口の周りの色素沈着の原因と対策に迫ります。

唇

唇の環境

唇は他の皮膚と比べて、特殊な構造をしています。まずは唇がどのような皮膚なのかを知り、色素沈着などのトラブルを起こさないためには、どのような環境が必要なのかを理解していきましょう。

皮脂腺がなく角質層が薄い

実は、皮膚というよりも口の中の粘膜に近い構造をしている唇。他の部分の皮膚と比べると、水分を蓄える角質層は薄く、皮脂腺も汗腺もほとんどありません。そのため水分や油分を調整するのが苦手で、乾燥やひび割れを起こしやすい部分なのです。

ターンオーバーが早い

唇のターンオーバーは早く、1週間程度とされています。一般的な皮膚のターンオーバーは28日なので、それと比べると約4分の1の期間です。そのため、傷やダメージの回復もしやすいとされています。

メラニンが少なく紫外線に弱い

唇にはメラニン色素がほとんどありません。外からの刺激に対してバリア機能が弱く、紫外線からの影響を受けやすい部分なのです。他の皮膚と比べ日焼けによるダメージを受けやすく、紫外線の強い季節には、特にこまめなケアが大切となります。

唇・口の周りの色素沈着 大きな原因3つ

非常にデリケートな構造をしている唇。どのようなことが原因で、色素沈着のトラブルは発生してしまうのでしょうか。3つの大きな原因と、有効なリップケアの方法を紹介していきます。

 (1)唇、口周りの刺激

唇は本来、メラニンが生成されにくい部分なのですが、外からの刺激によって炎症を起こすと活性酸素が発生し、メラニン色素が生成されてしまいます。色素が沈着すると唇の色はくすみ、黒ずんで見えてしまうのです。

最近、唇がくすんで見えるという方は、リップメイクを落とすときや食事の後、また鼻をかむときなどに、唇をこすり過ぎていないでしょうか。唇の汚れを落とす際には、こすらず優しくマッサージするように落とすことが大切です。普段のちょっとしたクセや習慣を意識して、唇の負担となるような過度の刺激を与えてしまっていないか、チェックするようにしましょう。
またリップクリームの塗り過ぎも、刺激になるためあまり良くありません。頻繁にクリームを塗ることで、かえって摩擦による炎症を起こしてしまうこともあるのです。無意識のうちに強くこすりつけ、荒れている部分をさらに痛めてしまうことも。リップクリームを塗る際は、こすらずポンポンとのせるようにして塗りましょう。

また塗り過ぎは唇の細胞のターンオーバーを妨げてしまうこともあるため、乾燥する季節でも、1日5回程度にとどめることをおすすめします。

(2)やはり大敵!紫外線

美容の大敵とされる紫外線ですが、唇の色素沈着にも大きく影響しているのです。紫外線による刺激は、唇が荒れ、乾燥やごわつきを引き起こします。特に唇は皮膚が薄いため、刺激を受けやすく、1年を通して適切なUVケアを行なうことが大切です。
外出前にはUVカット機能のあるリップクリームを使用し、紫外線対策をしましょう。外出中も、口周りは乾燥しやすく、他の部分よりも飲食などによる影響でリップクリームが落ちやすいため、こまめに塗り直すようにしてください。

(3)口紅の選び方にも注意が必要

口紅選びは「発色の良さ」や「落ちにくさ」といったことばかり、重要視する方が多いのですが、色素沈着を予防するためには、成分についてもチェックしておく必要があります。口紅によく使用されるタール色素は、紫外線にさらされたとき、悪影響を増大させてしまうからです。色素沈着が気になる方は、天然の色素を使った口紅を選ぶといいでしょう。
また、リップグロスには紫外線を吸収してしまう効果があるとされています。口紅やグロスを使用する際には、それらを塗る前にベースとしてUVカット機能のあるリップクリームやリップベースを使用することをおすすめします。

唇

ピンクの綺麗な唇を取り戻すために!

薄い色素沈着や、口紅の汚れなどによる色の変化は、日々のセルフケアで改善することができます。綺麗なピンク色の唇を取り戻すためのポイントは、「保湿」と「ターンオーバーの促進」です。具体的にその方法を見ていきましょう。

リップパックで保湿ケア

自宅で簡単にできるリップパックで、唇を集中的に保湿ケアしてあげることが可能です。

まず口紅などをしている場合は、クレンジングオイルなどで優しくマッサージするようにメイクを落とし、唇を清潔な状態にします。次にオイルやワセリンなどの保湿成分をたっぷり塗り、ラップでふたをしてください。その上からお湯で温めたホットタオルをあて、3分ほど温めていきましょう。密閉効果の高い状況で、温めながら保湿することにより、唇の潤いがぐんと高まります。

3分経ったらタオルとラップを外してケア完了です。口周りのベタつきが気になるという場合には、ティッシュやコットンなどで軽くおさえるようにして拭き取ってください。この際、こすってしまうとせっかくの保湿効果が損なわれてしまうので注意しましょう。

リップパックは入浴中に行ってもOKです。お風呂あがりも、血行が良い状態で行えるので、パック効果が高まります。

リップスクラブケア

唇の表皮にぼろぼろとした古い角質がある場合には、リップスクラブをすることで、ふっくらした柔らかい唇を取り戻すことができます。スクラブケアには新陳代謝を高める効果もあるため、唇のターンオーバーを早め、メラニンの排泄を早めてくれるでしょう。しかし唇はもともと角質が薄いので、必ず専用のリップスクラブを使うことが大切です。唇専用のものは、繊細なその表皮を傷つけないよう工夫されています。ですが、専用のものであっても、ゴシゴシこすらないように気をつけましょう。リップスクラブの際は、コロコロと円を描くように、優しく唇にタッチすることがポイントです。

ケアをする期間も、2週間に1度程度にとどめるようにしてください。1度のケア時間も、商品に記載されている時間を守るようにしましょう。週に何度も行ったり、1度に長い時間やりすぎたりといった過度なスクラブは、かえって唇を痛めてしまいます。乾燥や黒ずみの原因にもなりますので、適度なケアを心がけましょう。

ビタミンCで美白ケア

口元の色素沈着を改善するには、美白化粧品で集中的にケアすることもおすすめします。ブライトニング成分や、メラニンの抑制効果を期待できる成分などが配合された化粧品で、特別ケアをしてみてください。肌のターンオーバーと共に、色素沈着の改善が期待できるでしょう。

唇自体には、ビタミンC配合のリップクリームの使用をおすすめします。紫外線を防ぐ効果のあるリップや口紅を選び、色素沈着を悪化させないようにしましょう。

がんこなシミには皮膚科のレーザー治療

唇にがんこなシミや、どうしても気になるようなほくろがあるという場合には、皮膚科のレーザー治療で綺麗にすることもできます。唇はターンオーバーが短いため、他の皮膚の部分より効果が出やすいでしょう。

まとめ

非常にデリケートなつくりをしている唇。最近、日焼けによるくすみや色素沈着が気になるという方は、悪化させないために、毎日の紫外線対策や保湿ケアを心がけてみてはいかがでしょうか。少し意識してケアすることで、潤いとツヤのある魅力的な唇を取り戻すことができるでしょう。日々のリップケアにおすすめの商品をご紹介します。

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