背中に関する意識調査を行ったところ、意外な事実が判明!他人の背中にきびや肌荒れにギョっとしたことがある人がなんと74%も。意外と見られている背中・・・あなたは大丈夫?
カラダの中でかなりの面積を占める「背中」は、厄介なことに自分の目では見ることができないのに、他人からはバッチリ見られている場所。顔やひじ、ひざなど乾燥が気になる場所は完璧にケアしていても、視界に入らない背中は・・・盲点ですよね。
軽くて薄く、暖かい保温効果の高いインナーやタートルネックセーターは、どうしても背中の通気性が悪く、背中がムレてしまいがちです。化学繊維による摩擦や乾燥で痒みが生じ、無意識に掻きむしってしまうことに。肌の炎症は雑菌の温床で、背中のニキビや湿疹の原因となります。
「でも、まだまだ夏は先だから。直前で大丈夫!」なんて思っていませんか?実は、顔と違って背中は肌のターンオーバーが遅く、放っておくと跡が残りやすい場所。薄着の季節になってから慌ててケアしても時すでに遅し・・・。なんてことにならないように、今から正しいケアを行って素敵な暖かい季節を迎えましょう!
そこで、ドクターシーラボ美肌総合研究所ではボディケアのプロであるエステサロンのセラピスト直伝の「セルフケアメソッド」をご紹介します。さらに『背中美人度チェック』で今の自分の背中をチェックしてみて!
調査期間:2011年12月22日~12月26日
調査方法:ドクターシーラボWEB会員アンケート
集計数:2,037人
自分の目で見るのが難しい背中、60%以上の人が「自信がない」と答えました!
みんな自信はないけれど、「他人からどう見られているのか気になる!」
4人に3人が他人の背中にぎょっとした経験あり!“自分の背中”は、自分の視界に入らなくても、他人の視界にはちゃんと入っていることが分かります。
自分の背中には自信がないからこそ、どう見られているかが気になるところ。他人の背中にぎょっとしたことがある方はなんと74%もいるのです!
「冬のボディの保湿ケアで必ずケアするのはどの部分ですか?(複数回答)」と質問した結果、背中までケアをしているという方は2,037名中たったの185名!!全体の10%未満の人しか背中までの保湿ケアをしていませんでした。
冬の背中のケアは意外と盲点ということが判明!だからこそ、美しい背中は女性としての差がつくポイントかもしれません。
今回は、ボディケアのプロで、医師がサポートするメディカルエステの先駆け『クリニカルサロン シーズ・ラボ』セラピストの田淵さんにお話しを伺いました。
背中は自分で見えず、手が届きにくい場所なので、どうしてもお手入れ不足になりやすい部分ですよね。そのため、うっかりすると、気付かないうちに肌荒れしてしまいます。対処法の前に、まずは背中のニキビができてしまう原因を知りましょう。
(1)水分量低下による皮脂の過剰分泌
空気の乾燥などにより肌の水分量が低下すると、その肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
(2)熱いお湯で必要な皮脂まで洗ってしまう
熱いお湯は皮脂を必要以上に洗い流し、肌のバリア機能にダメージを与えます。バリア機能の弱った肌では常在菌のバランスが崩れ、雑菌やニキビの原因菌が繁殖しやすくなります。しかも、熱いお湯は皮膚温度を高くしてしまうため、湯上がりに肌から必要以上の水分を蒸発させてしまいます。そして、乾燥しバリア機能が損なわれた肌を守るために、皮脂も過剰分泌されてしまいます。
(3)洗い残し・ボディソープなどの流し残し
背中は、手も目も届かないため洗い残しやすく、また、ボディソープやシャンプーなどが残留しやすい場所でもあります。洗い残した余分な皮脂・古い角質や、ボディソープなどは毛穴を塞いでしまいます。また、流しきれなかったボディソープやシャンプーなどの成分が、肌への刺激となることもあります。
(4)化学繊維の肌着などによるムレと摩擦での刺激
化学繊維の肌着は、汗を吸収しにくい上通気性も悪いため、雑菌の繁殖しやすい高温多湿の環境を作ってしまいます。それに加え、綿や絹などに比べ摩擦が強く、肌を傷つけてしまいます。特に、湿っている衣類は肌との摩擦が強くなります。そして汗が蒸発することにより肌が乾燥し、皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。また、化学繊維だけでなく、衣類のタグや縫い目が刺激になっていることもあります。
手の届かない背中のケア…ニキビや肌荒れを起こさないために、どうすればいいのでしょうか?
(1)お湯の温度は少しぬるめ、保湿力の高い入浴剤を
入浴時は湯船にゆっくり浸かりましょう。お湯の温度はぬるめにしてください。新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを促してくれます。毎日湯船に浸かるのは難しい…という方は、最低週3回を目標にしてください。また、入浴剤の使用もおすすめ。保湿効果と抗炎症効果のあるものがよいでしょう。お風呂上りの肌の乾燥を穏やかにし、炎症を抑えてくれます。
(2)お風呂上りにローションで保湿
お風呂上りにはローションなどで保湿することもお忘れなく。乾燥すると角質が厚くなりやすいので、保湿剤はピーリング効果があるものや、ニキビなどの色素沈着を防ぐブライトニング効果の期待できるものがよいでしょう。また、手が届かない背中の保湿にはミスト化粧水がおすすめです。吹きかけるだけなので簡単ですよ。
(3)毛穴の詰まり対策のボディソープを使う
週に1,2回程度、優しいスクラブやクレイの配合されているボディソープを使うのもよいでしょう。特にクレイはおすすめ。余分な皮脂や角質をクレイに吸着させ、毛穴の奥から汚れを落としてくれます。スクラブにしてもクレイにしても、使用上の注意を守り、ゴシゴシ擦り洗いをしないようにしてくださいね。肌が傷つき、さらなる肌荒れの原因となりかねません。
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