肌荒れや吹き出物の原因は?違いを知って正しいケアを実践しよう

肌の赤み・かゆみ・カサつき、吹き出物…そんな肌のトラブル全般を総じて「肌荒れ」と呼びます。中でも吹き出物は、特に目立つし治りにくい、イヤ~な肌荒れのひとつ。それにしても、肌荒れや吹き出物はなぜできるのでしょう?これを読めば、その原因と、症状にぴったりの対策がわかります。

肌荒れ

肌荒れがおきてしまう原因は?

「徹夜の翌日は肌がカサカサ!」「花粉シーズンは目の周りや唇がピリピリ乾燥するのに、おでこはテカリやすい」…そんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか?肌が荒れてしまう原因はじつに様々です。

内的要因

夜更かしや暴飲暴食など生活リズムが乱れると、肌荒れにまっしぐら!また食事が脂質と糖質に偏って、ビタミンB群やミネラルなど必要な栄養素が不足していると、カサカサブツブツができやすいものです。

さらに忘れてはいけないのが、ホルモンバランスの乱れです。
月経から排卵までの「卵胞期」と呼ばれる低温期には、肌は乾燥ぎみで毛穴に角質がつまりやすくなります。ところが排卵を境にして「黄体期」と呼ばれる高温期に入ったとたん、美肌には欠かせない女性ホルモン・エストロゲン(卵胞ホルモン)が減ります。代わりにグンと増えるのが皮脂の分泌を増やすプロゲステロン(黄体ホルモン)。乾燥で角質が詰まりやすくなった毛穴に皮脂が大量投入されるので、アクネ菌の格好のエサになってしまうのです。生理前に吹き出物ができてしまう現象には、ちゃんと理由があったんですね。

外的要因

夏の紫外線、冬の乾燥、外気に含まれる花粉や排ガスなどはお肌に刺激を与える大敵です。そのほかにも季節の変わり目にお肌の不調を感じたことはありませんか?写真のように赤くヒリヒリする敏感肌になる人もいれば、ニキビができる人もいて、症状はさまざまです。

大きな原因は、自律神経の乱れです。例えば秋口。昼間はまだまだ真夏のような日差しが照りつけて汗をかくのに、夕方から夜にかけてはぐっと冷え込んでカーディガンがないと寒いぐらい。こんなとき、お肌も大きなストレスを受けています。人は暑さを感じると熱を放出するために血管を広げ、冷えてくると収縮させます。その温度差が昼夜であまりに大きいと自律神経がうまく調節できず、血行が滞って肌荒れが起こってしまうのです。

肌荒れをするAさん

吹き出物の原因は?

肌荒れの中でも、やっかいなのが吹き出物。その実体は、「毛穴に詰まった古い角質+皮脂+汚れ」がアクネ菌の温床になっている状態です。ではなぜ角質や皮脂がうまくコントロールできないのでしょう?

内的要因

偏食によるビタミン不足ストレス睡眠不足によってお肌のバリア機能が弱ると、皮脂が過剰に分泌されて、アクネ菌は増殖しやすくなります。

また特に注意したいのが便秘。慢性的な便秘になると、腸内でたまった便が“腐敗”し始めます。ガスなどの有害物質が免疫低下を引き起こし、新陳代謝が悪化、血行不良から肌荒れが起こってしまうのです。便秘はニキビ以外にも頭痛や肩こり、肥満、イライラなど体中にさまざまな悪影響を引き起こすので、百害あって一利なし!ニキビに悩む人はまず便秘解消を心がけてください。

また、お肌のターンオーバーの乱れもニキビの大きな原因になります。健康な20代の場合、肌の奥で作られた新しい肌細胞は、およそ28日間かけて新しい肌細胞と入れ替わり、排出されます。ところが年齢を重ねると、この新陳代謝のサイクルは図のようにどんどん遅くなっていきます。すると古くなった角質が肌の表面に居座って、毛穴が詰まり、大人ニキビの原因になってしまうのです。気になる肌のくすみも、このターンオーバーの乱れが引き起こしています。

外的要因

化粧品が合っていない、クレンジング不足でメイクが落とし切れていないなど、ニキビの原因は普段の生活習慣に隠れていることが多いもの。髪や手が触れることによる刺激雑菌の繁殖によっても、できやすくなります。顔周りにニキビがよくできる人は、髪の毛がかからないよう髪形を工夫しましょう。また必要以上に触りすぎないことも大切です。

吹き出物は「大人ニキビ」と呼ばれることもあります。10代の、思春期の皮脂の過剰分泌が主な原因となって発生するニキビに対して、20歳を過ぎてからから発生するのが「大人ニキビ=吹き出物」と言われることが多いようです。大人ニキビの場合、10代向けのニキビ用化粧品を使うと、皮脂を落としすぎてしまい、かえって過剰に分泌されて悪化することもあります。原因に合わせた対処法を見つけることが大切です。

正しい「ニキビの原因」を知って治し方を考えよう

肌荒れと吹き出物の改善策は?

肌が荒れると吹き出物が発生しやすくなるので、まずは肌荒れの改善に努めましょう。「肌を触りすぎない」「バリア機能を守る」生活習慣が、肌荒れ改善の第一歩です。

1年を通じて保湿対策を万全に

「乾燥」はあらゆる肌荒れの原因になります。

バリア機能

キメが整っていてうるおいで満たされている肌は、ツヤとハリがあります。ところが乾燥すると、表面の角質層に隙間ができて、内側の水分が外に逃げてしまいます。そして外側からは紫外線、花粉、細菌などが侵入。ピリピリする赤みやかゆみに始まって、さまざまな皮膚トラブルを起こします。もちろんシワもできやすくなります。これが「バリア機能が壊れた状態」です。

まずは「洗いすぎ」を疑ってみましょう。ゴシゴシ洗顔をやめて、泡でやさしく丁寧に洗うように心がけるだけでも、表面の皮脂膜や角質層のバリア機能が改善する場合があります。夜にしっかりメイクを落とせているなら、朝はぬるま湯洗顔だけで十分かもしれません。

次に「保湿」です。仕事中はデスクで加湿器をたくなど、自分の周りだけでも湿度を60%近くに上げる努力をしましょう。

そしてスキンケアには、徹底して「低刺激」をチョイス。鉱物油や殺菌成分、合成香料、合成着色料、石油系の界面活性剤は、弱った肌に負担をかける可能性大です。かわりにセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分がたっぷり含まれた化粧水やゲルを使い、仕上げに美容液やクリームでフタをする方法がおすすめです。日中は数時間ごとに化粧水ミストで保湿すると、さらに効果的でしょう。

肌が回復するのは睡眠時間

「睡眠はどんなスキンケアよりも美肌に効果的」という名言があります。肌のバリア機能を含む体中の細胞は、眠っている間に脳下垂体から分泌される成長ホルモンで修復されるからです。ためしに夜10時~2時のゴールデンタイムに、しっかり熟睡してみてください。翌朝の肌のツヤが違うことに気づくでしょう。

腸をきれいに保つ食事を

腸内環境を整える「腸活」がテレビでも話題になっていますが、便秘を解消できた体験者は、口をそろえて「肌の調子が全然違う」と言います。毎日の食事をちょっと工夫するだけでも、腸をきれいに保つ効果があります。たとえば「乳酸菌」は大きな便秘解消効果が期待できます。納豆や糠漬け、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を多くとると腸内環境が整うのは、乳酸菌の働きです。また、海藻類や豆類、きのこ類など水溶性食物繊維が多く含まれる食べ物は、腸内にいるビフィズス菌などの善玉菌が元気になり、便がスムーズに排出されるのを助けてくれます。適度な水分をとることも心がけましょう。

過剰なスキンケアに注意

クレンジング→洗顔→化粧水→乳液→美容液→クリームという流れで毎日スキンケアをしていると、どうしても気になるのが「触りすぎ」です。それならいっそ、保湿成分がたっぷり含まれたオールインワンゲルで洗顔後のお手入れを一本にしぼってみてはいかがでしょうか?水分と油分のどちらもバランスよく配合されているゲルは、肌の細胞同士をつなぎ合わせる「細胞間脂質」と同じ形状のため、肌に負担をかけずに浸透し、保湿しやすいのが特徴です。摩擦や刺激に弱い人は、敏感肌用のオールインワンゲルをおすすめします。

メイクは極力シンプルに

肌荒れ時は、肌に負担のかかりやすいオイルクレンジングでがっつり落とさなければならないようなメイクは禁物です。クリームタイプやゲルタイプのクレンジングで、サラッと落ちる程度の薄づき感を目指しましょう。

おすすめファンデーションは、BBクリームです。クリーム、美容液、日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデの機能を一本に凝縮しており、サッと塗るだけでメイクが完成!もともとは美容施術の後の敏感なお肌にも使えるように開発されているので、気になるところをカバーしながら、お肌の負担を最小限に防げます。またクレンジングで落としづらいものと言えば、重ね塗りマスカラです。お湯で落とせるフィルムタイプに変えると、ゴシゴシクレンジングの摩擦からお肌を守ることができます。

皮膚科で相談

水でもしみる、かゆみ・赤みが強い、いろいろな対策を試しても長期間良くならないといった場合は、別の原因があるかもしれません。薬だけでなく、肌の状態に合わせたドクターズコスメを処方してくれる皮膚科も増えています。迷わず皮膚の専門医に相談しましょう。

一言コメントも募集中!

Twitterでみんなに教える

共有・ブックマークする

  • Yahoo!ブックマークに登録

Similar

Recent Post

Ad_Rotate_Sidebar

注目の特集

すべての特集を見る

肌荒れ対策委員会

肌荒れ対策委員会

美白の鬼

美白の鬼

本気のエイジングケアをしよう!

本気のエイジングケアをしよう!

毛穴の悩みレスキュー!

毛穴の悩みレスキュー!

美肌情報

美肌情報

根本から考える乾燥肌対策

根本から考える乾燥肌対策

Featured Category

美肌情報

すべての記事を見る

きれいな肌

目指せ陶器肌!透明美肌をつくるメイクテクニック

目指せ陶器肌!透明美肌をつくるメイクテクニック

肌断食 乾燥 ニキビ

効果のでる簡単な肌断食のやり方~ニキビ・角栓・乾燥~

効果のでる簡単な肌断食のやり方~ニキビ・角栓・乾燥~

Fotolia_25627721_XS

シミ隠し用コンシーラーの選び方・使い方

シミ隠し用コンシーラーの選び方・使い方

ツヤ肌 メイク

ツヤ肌を作る簡単メイク方法を教えます

ツヤ肌を作る簡単メイク方法を教えます

UV

日焼けとシミの関係~シミを作らない生活法~

日焼けとシミの関係~シミを作らない生活法~

Fotolia_92291029_XS

夏の化粧崩れに!速攻メイク直しテクニック

夏の化粧崩れに!速攻メイク直しテクニック

Recent Products

Popular Posts

人気記事ランキング

最近読まれている人気記事

 新連載!人気美肌記事!

Banner