赤ちゃんのニキビは汗による毛穴の詰まり、寝具の汚れによる肌ストレス、母親から受け継いだホルモンなどが影響して発生します。基本的には肌や寝具を清潔に保つことで予防できますが、悪化した場合はクリニックに相談するのが良いでしょう。
思春期の頃にできるニキビや大人ニキビは、毛穴に詰まった皮脂の周りでアクネ菌が繁殖し、炎症を起こすことによって発生します。また、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、ストレスなどの生活習慣が原因となることもあります。赤ちゃんのニキビも大人と同様に、皮脂や汗をかいて毛穴がつまってしまうことなどが発生の原因です。また、肌に触れる枕やシーツなどの寝具が汚れていたりすると、デリケートな赤ちゃんの肌が過敏に反応してニキビができることもあります。
赤ちゃんは生まれたときに、お母さんからのホルモンを受け継いでいます。まだ十分に発達していない赤ちゃんの毛穴は、このホルモンの影響によって皮脂や汚れを毛穴にためこんでしまうこともあるのです。このホルモンによるニキビは、赤ちゃんの体が発達すると共に次第に緩和されるので心配ありません。
それでは、赤ちゃんニキビの具体的な対策法をいくつかご紹介しましょう。
大人のニキビ対策と同じように、赤ちゃんのニキビも、肌を清潔に保つことで予防できます。お風呂に入れるときには、ベビーソープで体を丁寧に洗ってあげましょう。そして、泡が残らないようにしっかりと洗い流してあげることが大切。お風呂上りに洋服を着せる際には、オムツや洋服で肌がかぶれている部分がないか、毎日確認してあげると良いでしょう。
大人よりも睡眠時間が長い赤ちゃんにとって、寝具が汚れているのは肌にとって大きなストレスとなります。寝具はこまめに洗濯をして、天気の良い日はお布団を外に干してあげましょう。最近は、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しい、オーガニック素材を使用した寝具なども人気です。
大人ニキビと同様に、肌の乾燥も赤ちゃんニキビや湿疹などの肌トラブルの原因になります。お風呂上りは肌が乾燥しがちなので、しっかりと保湿をしてあげましょう。保湿アイテムは、大人と同じスキンケアアイテムではなく、赤ちゃん用の低刺激ローションやクリームをセレクトしてください。
赤ちゃんニキビは、ほとんど自然に消えていくものなので過度に心配することはありません。しかし、赤く腫れ上がってしまったり、広範囲にできてしまったりする場合は、すぐにクリニックを受診するようにしましょう。皮膚科に相談しても良いですし、いつも通っている小児科があれば、まずは受診してみることをおすすめします。
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